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ノーパン喫茶

第21章 昔話③



乃愛「…んぅ…んん…っ…」

大河「乃愛さん」

乃愛「店、長…あれっ、私…!!」

大河「乃愛さん!?」

乃愛「あ…」


目を覚ますと
ベッドの上で横になっていた
服もメイド服ではなく部屋着を着ていて
何故か下着、パンツも
穿いていた


乃愛「…あの、私…」

大河「先輩から全部聞きました…」

乃愛「全部…」

大河「…」

乃愛「…そうですか…」


全部知られてしまった
いつかはバレると思っていたが
まさかこんなに早く知られるとは予想外
だった


乃愛「…」

大河「先輩がすいません…」

乃愛「…いえ…私が頼んだから…」

大河「乃愛さんが?」

乃愛「だから、悪いのは全部私なんです
私が…」

大河「何でそんな!!」

乃愛「…!!」

大河「そんな無理するんですか…」

乃愛「…店長…」

大河「…」


乃愛の手を強く握り
切なく苦しそうな目をした大河
その目は妹を見る兄の目ではなく男の目
に見えた


大河「二度と、二度としないと約束して
ください」

乃愛「…」

大河「乃愛さん?」

乃愛「…それは出来ません…」

大河「えっ…」

乃愛「…」


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