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ノーパン喫茶

第21章 昔話③



乃愛「いらっしゃいませ、二名様ですね
こちらの席へどうぞ」

大河「…!?」

乃愛「こちら、今だけの限定メニューに
なっておりますので宜しければ」


処女を卒業した事で何か吹っ切れたのか
乃愛は以前よりも積極的に
接客出来ていた


乃愛「ありがとうございます」

大河「…(笑)」

知美「…」


店にとっては嬉しい事だが
知美は…


知美「…ふんっ」


人気を奪われ面白くない様子だった


知美「…」

乃愛「あっ、知美さん、悪いんですけど
あちらのお客様の接客を」

知美「は?どうして私があんたの代わり
に接客しなきゃいけないのよ」

乃愛「えっ、でも」

知美「嫌よ、私やらないから」

乃愛「…」


不運な事に
それが態度に出てしまい
知美の人気はますます落ち不機嫌になる
悪循環

その繰り返しだった…


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