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福田「…なぁ乃愛…」

乃愛「はいっ」

福田「もう一つ、もう一つだけ、聞いて
もらえるかな、私のわがまま…」

乃愛「？」

福田「…乃愛の…を…」

乃愛「…えっ」


乃愛がお願いされた事
それは店での禁止行為ではなく
簡単に出来る事だったが、それを求めら
れたのは初めてで
一応…


乃愛「…店長に、確認してみます…」

福田「お願いします」

乃愛「…」


店長に確認する事に…


店長「えっ」

乃愛「だから福田様に、毛を…思い出に
毛を剃ってくださいって…」

店長「毛？」

矢野「毛って髪の毛？」

乃愛「…ううん、下、下の毛を…」

矢野「下？」

店長「陰毛の事ですね」

矢野「陰毛？陰毛って…えっ！？」

乃愛「…」


福田がお願いした事
それは陰毛を自分の目の前で剃り
思い出の品として譲って欲しいという事
だった


乃愛「どうしましょう…」

店長「…」