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乃愛「…」

店長「乃愛さん」

乃愛「！？」

店長「さっきはありがとうございました
助かりました」

乃愛「別に、お客様の為ですから」

店長「そうですか」

乃愛「…」


店長が悪いわけでも
もちろん美羽が悪いわけではない
ただ初めての感情に戸惑い訳が分からず
気づいたら…


乃愛「でも少し甘やかせ過ぎじゃないで
すか」

店長「えっ？」

乃愛「従姉妹だからって色々な事、大目
に見すぎっていうか…」

店長「乃愛さん…」


店長に酷く当たってしまっていた


乃愛「店長には悪いですけど、この店で
働く以上は」

店長「色々迷惑をかけてるのはわかって
ます、でも美羽は」

乃愛「また呼び捨てで呼んでる」

店長「えっ？」

乃愛「名前、美羽って呼び捨てで呼んで
私はずっとさん付けなのに！！」

店長「何子供みたいな事言ってるんです
か？らしくないですよ」

乃愛「…っ」