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乃愛「…」

店長「ごめんなさい…」

乃愛「…！？」

店長「乃愛さんの気持ちも考えず軽率な
行動をしました、ごめんなさい…」

乃愛「あ…」


頭を下げ謝罪する店長
だけど謝って欲しいわけじゃない

ただ乃愛は…


乃愛「もういいです…」

店長「…」


はっきりとした言葉が欲しいだけだった
この曖昧な関係性を打破する
決定的な言葉が…


乃愛「…」

店長「わかりました…」

乃愛「…！？」

店長「お会計をお願いします」

乃愛「…はいっ…」

店長「…」


嫌われた、面倒くさい女だと思われた
どうしよう、どうしたらいい
一体どうしたら…


乃愛「…」

店長「お会計も済んだし、これでお客さ
んごっこは終わり、終了です」

乃愛「…はいっ…」

店長「今からはただの男と女です」

乃愛「…」

店長「だからこれは店長としてではなく
一人の男、早島大河の言葉として聞いて
ください」

乃愛「…何ですか…」

店長「これからも、これからもずっと私
の側に、隣にいてくれますか？」

乃愛「えっ…」

店長「私の恋人として」

乃愛「！？」