【参加型小説・連鎖の尻尾】
第9章 失踪と不思議な力
昼食を食べた後――――煌太と白馬は高田に着いてペガサスの実家に向かうことにした。
「別に君たちが来なくても…」
「良いじゃないっすか~、遼にも会いたかったし!」
着いてくる二人に高田はやれやれと呆れる。
しばらく夏の炎天下のもとペガサスの実家に向かうと、かって知ったる他人の家――――と、ばかりに高田は裏門の玄関から挨拶をする。
「ごめんください!お久しぶりです」
「「お邪魔しま~す」」
高田に続き白馬と煌太も玄関から声をかける。
すると――――
「――――は?なんで…お前たちがここに来るんだ?」
と、出てきたのはペガサスだった。
「え?なんでペガサスさんが?ここに?ってまぁ――――実家っすからね…」
「あ~まぁな…兄貴から連絡がきてな――――…実は…」
↓