【参加型小説・連鎖の尻尾】
第24章 おまけ…人魚伝説?!
白馬の話では情報提供者もそれを考えたらしいが――――…
決定的なのが祖父のアルバムから出てきたそうだ。
「――――それがコレなんだけどさ…」
白馬が俺にスマホの画面を見せた。
そこには情報提供者がメールに張り付けてよこした祖父の幼き頃の写真…
「時代を感じるねぇ~白黒だし!…って、え?――――これ…
あの…駄菓子屋の…おばあちゃん?」
俺はふと…白蛇が言っていた事を思い出す――――…
(あそこには…面白いものがあるからのぉ…)
俺は――――ワクワク顔の白馬を見上げる…
「あの…駄菓子屋のばあちゃん…【八百比丘尼(やおびくに)】だったのかよ…」
「なぁ!偶然にしては出来すぎてねぇ?」
邪神様に…水神様…悪霊に…
八百比丘尼まで――――…
あそこの土地は何かあるのか?
ゲゲゲの里か?
「で――――今度の土日!駄菓子買いに行くよな?!」
「いかねぇ――――よ!つ~か、バイトだろ!」
気になるところだが……
貧乏学生は…まず、働かないといけないのであった……。
【おまけ・完】