【参加型小説・連鎖の尻尾】
第4章 女子大生殺人の件
「でも――――…彼は何かしら関係は有ると思っている…ですよね?ペガサスさん」
白馬はペガサスの前に“成小坂 櫟”の事件資料をテーブルに広げた。
「白馬――――お前、この事件も調べたのか?オカルトと関係なくないか?」
「いや~…なんか気になって――――…」
そう言うと、約2ヶ月前の成小坂が起こした”女子大生殺人事件“の記事を指差した。
オカルト系の事件なら調べてしまう白馬の事は分かっていたが、殺人事件まで調べ出したのかと煌太は少し引いた。
「これも一応――――オカルト流れだろ?」
「そうか?これは…痴情のもつれの殺人だろ?オカルトとは違うんじゃないか?」
「へぇ~…この事件も調べたんだ…君たち…本当にすごいね…」
ペガサスはテーブルの上に広げられた資料を開くと興味深そうに見て呟いた。
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