テキストサイズ

Happiness day

第12章 IN THE SUMMER

外でコーヒーを飲む智くんも
夜になって、肉を焼きながら焚き火に照らされてる智くんも
全部がカッコ良すぎる…

もちろん、普段もカッコいいよ?

でも、野外で見る智くんが、こんなにカッコ良く見えるなんて…

うっとりと見ていると、智くんと目が合った

「翔くん…つまらない?」

少し不安そうな表情をする

「え?なんで?楽しいよ?」

「そう?ならいいんだけどさ…
ずっと口数少ないから、飽きちゃってるのかな、って…」

「あ…」

そう言われれば、あんまり会話はしてないな…

智くんを見る事に、集中しすぎた

「ほ、ほらっ!智くんもVTRで言ってたじゃん
喋らなくてもいいって!
火って、見てるだけで飽きないよねっ」

「そうなんだよ!よかったぁ…翔くんも気に入ってくれた?キャンプ?」

「うん!凄く気に入った
なんなら、山買っちゃう?船より安いかもよ?」

「ははっ!いいねぇ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ