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Happiness day

第14章 ハダシの未来

ベッドの上でめちゃめちゃ褒めてくれた智くん…

普段は無口なクセに、ベッドの上だと饒舌になるんだから不思議だ

とは言え、俺も声の出し過ぎで
もう喋るのが億劫…

だから、眠りに就こうとしたんだけど
どうしてもこれだけはお願いしたくて、智くんの腕の中で智くんを呼んだ

「さ、としくん…」

「ん?なに?」

いつもの優しい声…

「智くんも…生まれ変わっても…また、嵐になって、ね…」

「え?」

「また…嵐になって…俺と、出逢ってね…」

貴方と愛し合えたのは、嵐になったから…

もし、嵐になってなかったら
貴方と愛し合う事なんてなかっただろう

だからまた、生まれ変わっても嵐になって
今みたいに俺のことをめちゃくちゃ褒めて、めちゃくちゃ愛して…

「もちろんだよ」

俺の髪を優しく梳きながら、期待通りの返事を返してくれる

「あり、がと…」

「俺の方こそありがとう…
愛してるよ…翔」

智くんの優しさに包まれ
心地よい眠りへと落ちていく…


《おわり♡》

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