テキストサイズ

死角関係~女3男1の四角関係~

第7章 私は本気になりやすいタイプだった

「泊まれないけど…ラブホ行きます?」

「ここで…シたい…今…シたい」


周囲は風の音だけ。

完全に雰囲気に飲み込まれている。

けど、それが心地よくて、くすぐったい。

自らワンピースのボタンを外そうとすると
「僕が…」と、木原さんが外し
私が座る助手席のシートが倒された。


「咲希に“ちゅーした?”って聞かれました」

「聞こえてましたよ。なんて報告します?」

「ちゅー以上って報告します」

「咲希ちゃんがませてると言っても
まだ意味は分からないでしょうね…んッ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ