大好きだよ
第1章 〜1章〜
私はなんとなく追いかけた
じ――――――っ
「さっき何コケてたの(笑)」
「Σあ、加藤か
コケてねーし。耐えたしな」
同じクラスの足立優は私の幼なじみというか腐れ縁というか
「そんなに見えないならメガネしなよー。眼科ついてってあげよっか(笑)?」
「俺は子供か」
「子供じゃん」
「お前もな」
「……」
「そんでさ、何してんの?」
さっきから窓辺でなんかやってる…
「はぁ〜、見ればわかんだろ」
えΣわかんないぜ
「カエル逃がしてんの」
えぇーΣ°ω°
そんなとこもあるんだよなぁ…
「あんたさぁ、もちっと愛想よくしなよー。無駄に怖がられてるよー?」
「んなお前みたいなのぜってぇできねー
営業スマイル」
そう言って私(?)のマネをして見せた
「…なにその顔」
「お前の真似З∀З」
ぶっ
「あははっ、ブサイク^∀^」
同じクラスの足立優は
「いや これマジそっくりだからお前ww」
うふふ
「いや、優ちゃんほどブサイクじゃないから」
おほほ
…あ
しまった怒られる(焦
「オイてめー
優ちゃん呼ぶの止めろっつってんだろ――が」
「なんでよ いーじゃん別にっ」
つい出ちゃうんだヨっ
「あと、あんま学校で話しかけんなよ」
え…?
「……なにそれ」
「いんしょー悪くなるじゃん。いいんちょー」
べーっと舌を出してどこかへ行ってしまった