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夢や妄想で描いていた恵梨香の身体と
今、目にしている現実の恵梨香の身体が
あまりにもかけ離れていた。

僕はいつの間にか理想の女性像を
恵梨香に植え付けていた。

恵梨香の身体は人並み以上。

むしろ、ナイスバディでエッチな身体。


｢達也さん？｣

｢ごめん。やっぱり無理｣


僕が何日もかけて
頭の中で作り上げた恵梨香は
…恵梨香じゃなかった。

脱衣室の扉が開く音。

そして…

浴室の扉も開いた。


｢何…してるの？｣