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回診を終えたゆかりは、良治と廊下を歩いている。良治は、ゆかりの体をチラっと見ながら今の光景を思い出す。触られているのに、気にせず仕事をするゆかりの姿は、とってもエッチだ。暫くしてゆかりは、
「女性だと噂が広まるから……。男性は口が固いでしょ！その中でも一番誠実そうな森山さんを選んだの！」

と言う。どうやらあれが原因で回診の同行者を女性看護師から良治に変更したようだ。ゆかりは、

「あの人は、あと５日で退院するわ。それまで森山さん、朝の回診は、あなたと一緒でお願いしたいの！」

と言い、良治は、

「それは良いですけど、大丈夫ですか？」

と言うと、ゆかりは、

「５日くらいなら何とかなるわ！」

と言う。良治は、

「でも、私、明日夜勤で、次の日は休みなので、実質最後の３日しか同行できませんが……。」

「それはいいわ！何とかするから……！」

とゆかりは、言う。

２日が過ぎ、良治が朝出勤するとゆかりに、

「森山さん、回診お願いします。」

と言われ、同行する。ゆかりは、

「昨日は、あの人だけ先に一人で回診しちゃって、その前の日は、他の医師に回診頼んだの！」

と言う。「そうですか。」と良治は言い、回診を行っていく。最後にあの患者の所に来ると、やはりゆかりのお尻を触りだし、そのまま太もも、アソコと、この前と同じように触る。ゆかりは、何事もない様子で、「終わりました！お大事にしてください！」と言って、その患者を後にする。

次の日も全く同じだ。

あの患者が退院する日、朝良治が出勤すると、ゆかりが

「森山さん、回診お願いします。」

と言うと、回りの女性看護師達がザワついた。どうやら、ゆかりと良治の間に何かあるようだという噂が流れているようだ。

ゆかりが、

「森山さん、ごめんなさいね！私のせいで変な噂が流れてるみたいで……！」

と言うと、良治は、

「いいえ！大丈夫です！それより、今日で終わりですね！」

と言うと、ゆかりから、

「そ、そうね！」

とちょっと弱々しい返事が返って来た。