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さちこの日記【小学生息子のいるパート主婦の日々】

第110章 消耗品発注。(2021/10/18)

荒れ狂う私に恐れをなしたのか?「時間とります」と言った以上、自分が言ったことには責任持たなきゃと思ったのか、私がレジに入ってる間に加工肉の賞味期限チェックはそのパートリーダーさんが必死に終わらせてました。バックヤードで床に投げつけたフィルターは邪魔にならない位置にそっと立てかけてありました。何度かレジで中断されつつも適当にフィルター掃除をし、フィルターを本体に戻し終えた頃、

「レジ二番手、私入るんで消耗品発注お願いします」

って本当に時間とりやがった。絶対にとってくれないと思ってたよ。

えーーーーと…疑ってゴメンよ。絶対に間に合うわけないし、サービス残業確定だと思ってたから荒れてゴメンよ。

パートリーダーを信用してなかった(時間とってくれないと思ってた)自分、仕事中にイライラを態度で出してしまった自分、そして、相変わらず開店前準備の品出しが遅くて開店時間までに間に合わない自分。

そんな自分が情けなくて、申し訳なくて、悔しくて、家帰ってからも悶々として…夕方になって

「もう無理だ。私にはここの仕事は向いてないんだ。退職しよ。よし、店長に退職の話をしに行こう」

と思って、夕方、また店に行ったんです。でも行ったら棚卸の真っ最中で店長が超絶忙しそうで、退職も言い出せなくて半額になってた飲むヨーグルトを1本だけ買って店を出たんです。で、そのまま、近所の公園に行き、ベンチでヨーグルト飲んでたら、なんか情けなさを通り越して悲しくなってきて、ベンチに座ったまま声あげて泣いてしまいました。

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