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私の意地悪執事様

第2章 食事の手伝い

「お口に合いませんでしたか?私も味見をして宜しいでしょうか?」

「…どうぞ、ご勝手に…」

そう言うと、私のお箸で食べてしまった。

!?

「私は美味しいですがねぇ」

なに食わぬ顔をしている。 何なんだろうこの人…

「と、とにかく!食べますからお箸を下さい!」

自分で食べようとしても、またしてもおかずを口元に持ってこられた。

「はい、あーん」

「これ、いつまでやるんですか!」

堪らなくなって抗議する。

「お食事が終わるまでですよ?」

絶句…

この恥ずかしい食事は本当に終わるまで続いた。

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