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私の意地悪執事様

第5章 学校

「バイバイ、杏里ちゃん」

「うん、バイバイ」

春太くんもお付きの人と帰って行った。

「柏木さん、家にそんなルールあったっけ?」

「…お嬢様、取り敢えず車にお乗り下さい」

だから何でそんな機嫌悪いの!

不思議には思ったが、取り敢えず車に乗った。

「先程の方はお友達ですか?」

「そうだよ」

シートに座りながら答える。

「良いことを教えて差し上げましょう。先程のようなルールは本当はございませんよ?」

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