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私の意地悪執事様

第7章 進展

「ただいま」

「お帰りなさいませ、お嬢様」

うお、びっくりした…

玄関に綺麗に整列している執事たち。今ちょっと忘れてたけど、私お嬢様だったわ。

「柏木さん、何もなかったですか?」

「えぇ、本日も無事に過ごせたようです」

他の執事と業務連絡している柏木さんの顔をチラッと見る。

さっきの余裕の無い顔とは違う、執事の顔。 ちょっと寂しい…

「お嬢様、部屋でお着替え致しましょう」

「はい」

部屋に入り、柏木さんと二人になった。

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