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私の意地悪執事様

第8章 初めての…

「さぁ、どうして欲しい?」

私の頬に触れ、優しく撫でてくれる。

温かい…

「…ねぇ、本当に満足するまでしてくれる?」

うつ向きながら呟いた。

「どういう意味?」

「…私の初めて、もらって欲しい…」

しばらくの沈黙が辛い…


「本気なの?」

沈黙を破ったのは柏木さんだった。

「本気だよ。…私、柏木さんが好き。初めては柏木さんが良いの」

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