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私の意地悪執事様

第2章 食事の手伝い

バレエの時間も柏木さんがずっと部屋の隅にいるから、集中できずに先生に怒られた…

さっき下着を見られたんだから集中なんてできるわけがない。

「お嬢様、お疲れ様でした。そろそろお食事のお時間です」

良かった…やっとご飯…

部屋に戻って食事が来るのを待つ。

「失礼致します。お食事でございます」

「ありがとう」

そう言ってお箸を取ろうとしたけど、柏木さんが先に取った。

「柏木さん?」

おかずを一口摘まんで私の口元に持ってきた。

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