お酒とオールバックに溺れる夜
第14章 第14酒 -劣等感の味-
「惚れてた時期も
確かにあった...
22歳の時に告白して
フラれてるけど...笑
18年もの付き合いで
腐れ縁のような
戦友だな...
お互いの存在は
確かに大きいが
今さら恋愛云々って
柄じゃない」
純さんの腕の中で
薫さんについての
思いを聞いていた。
純さんの気持ちは
聞けたけれど
薫さんの気持ちは?
本当に
純さんのこと
戦友だと思っているの?
それだけの感情...?
好意がない相手を
20年近くも
支えることなんて
出来るのだろうか?
あの時
わざわざ
私に声をかけてきたのはなぜ?
私は
胸の中で渦巻く不安を
払拭できずにいた。
確かにあった...
22歳の時に告白して
フラれてるけど...笑
18年もの付き合いで
腐れ縁のような
戦友だな...
お互いの存在は
確かに大きいが
今さら恋愛云々って
柄じゃない」
純さんの腕の中で
薫さんについての
思いを聞いていた。
純さんの気持ちは
聞けたけれど
薫さんの気持ちは?
本当に
純さんのこと
戦友だと思っているの?
それだけの感情...?
好意がない相手を
20年近くも
支えることなんて
出来るのだろうか?
あの時
わざわざ
私に声をかけてきたのはなぜ?
私は
胸の中で渦巻く不安を
払拭できずにいた。