テキストサイズ

お酒とオールバックに溺れる夜

第18章 第18酒 -破膜の味-

「嘘...」

私は
純さんの告白が
信じられなくて

涙で
ぐちゃぐちゃになる。

「嘘じゃねぇよ

泣くな...

ブスになるぞ!」

純さんは、
私の涙を
優しく拭って

「未亜、好きだ...」


もう一度言って

髪に
額に
瞼に
頬に
鼻に
唇に

優しい
キスの雨を降らした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ