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お酒とオールバックに溺れる夜

第11章 第11酒 -戸惑いの味-

「ちょっ!

純さっ...下ろして!」

バタバタと
暴れていると

シート席に
押し倒され

純さんが
覆い被さってきた。

ショーツを脱がされた
剥き出しの
秘部に

純さんの
膝が
グッグッと
押し付けられ

「はっぅ......」

思わず
甘い声が漏れてしまう。

「純さっんの...ズ...ボン...んあぁ...

汚れ...ちゃうからぁっん///」

「ホント...すごい濡れ方...」

純さんの膝は
悪戯を止めてくれない。

「このままだと
本当に抱くぞ...」

純さんの唇が
私の唇に
触れようとした瞬間

携帯の着信音が
店に鳴り響いた。

その音を聞いた
純さんは

ピタッと
キスするのを止めると

充電器に差されたままの
携帯へと行ってしまった

そして、
私に聞かれないように
奥のキッチンで
話している様だった。

その着信の相手が
誰なのか
私には分からない。

でも
女の勘が

相手は
特別な女性(ヒト)だ
ということを

知らせていた。

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