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春夏秋冬

第156章 わからないはず

繊細すぎて
毎日
神経すり減らし

ざるのように
流れ落ちる感情

誰よりも早く
知る
他人の心情

受け入れるまでの
時間

繊細過ぎて
傷つきすぎるから

逃げていた


わからないふり
みないふり
さからわないふり
伝わらないふり


そうして
殻を厳重にして
街にでる


身を守る
身を削る

疲れ果てた
わたしの心


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