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春夏秋冬

第161章 電流

あなたに抱かれた日
本気なのか
その場の流れか
わからなかった

電流が流れる瞬間
身体が熱くなる

肌合わせ
はぐらかし
キスをする

朝陽が上がるまで
腕の中

安らぎより
永遠の約束

安心したい
見えない明日があるから


背中にまわす

頭を優しく包む
胸板の匂い


電流が走る
体の隅々まで


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