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春夏秋冬

第186章 接近

覗き込む隙間に
貴方が居そう

今日も何処かで
みつめてるのかな

雨降り
暴風
暑い陽射しに耐えて


貴方はわたしを見てる
最高で最低な
角度で


気付かないふりしながら
歩くわたし

あなたは
ボディーガードのつもり?


それとも
わたしのパパ?

しくじらないように
わたしが怖がらないように
知らない顔しながら
接近してこないで



もうそろそろ
さよなら時かしら

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