テキストサイズ

春夏秋冬

第228章 冬

新しい冬
僕を残して
君は行く

いつになったら
僕は
君を忘れて過ごせるの

まだ
未練がましい
この胸の中

上手くいかない日
頼りなく続く時間

きみの居ない毎日に
色褪せた日々に

もう
思い残す事なんてない

笑い合い
見つめ合った時が
恋しい

頭上から降り注ぐ雪

この腕を伸ばせば
君に届きそう

降り続く雪よ

僕を隠して

ストーリーメニュー

TOPTOPへ