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春夏秋冬

第32章 忘却

遠い昔
僕は
君に恋をした

胸が千切れてしまうくらい
それわ
恋でも
愛でも無い

青臭い束縛

携帯越しのイライラ

吹き飛ばない曇り空の様に
心は荒れ模様


今思えば

笑える

忘却の果ての僕は

冷たい
陶器の様

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