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春夏秋冬

第59章 過去

君の過去に何があったかなんて
僕は
知らなくていい

僕の過去さえ
君は
知らなくていいんだ


分かってしまったら

気にして
言葉が追いつかないから
気にして
下を向いてしまうから


もう
偽りの無い
春夏秋冬
共に過ごして生きたい


過去に縛られて
動けないなんて
もう
嫌なんだよ

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