テキストサイズ

春夏秋冬

第61章 傷心

その胸に響く言葉
今の僕が言えるかな

悲しげに笑う
あなたは

僕を置いていく

扉を開けないで
背中が冷たくなる
冷や汗がでる

僕を置いていかないで

あなたの
醒めた瞳

僕を見ない

もう
追いかけてくれない

部屋をでないで

いまは
どんな形でもいい


僕のそばにいて欲しい

ストーリーメニュー

TOPTOPへ