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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第19章 熱

夏目side

甘い香りが広がるのは
要様の香水のせい

要様のベッドは
要様の香りで満ちています

腕に咲いた花びらに口づけて

濃厚なキスが始まりました

「ンンッ…ふぁん///」

「夏目…鼻で息をするんだ
 そしたら、もっとキスが出来るから」

私は
教えてもらった通りに
鼻で空気を吸います

でも
やっぱり
苦しいのは
要様にドキドキして
胸が高鳴ってしまうから

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