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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第20章 かき氷と欲望

要side

乱れた浴衣が
月夜に照らされ
更に色香を増す

だが...

俺は
人の気配を感じて
一気に熱が冷めていく

良いところを邪魔しやがって

下世話な野郎どもに
夏目の痴態を見せてやるものか

急に動きを止め
浴衣を直し始めた俺に

夏目は
冷めない欲情の瞳を向けてくる

そんなエロい顔すんじゃねぇよ
バカ夏目

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