歪んだ僕らの
第2章 狂気的な愛
薄ら目を開きながら人形のように呼吸を繰り返すわかばちゃんの頬を撫でる。
「…明日からもたくさんシようね」
「え……?」
「今日金曜日だよ?明日から休日だし、ずっとずっと繋がっていようね」
明日どころか、永遠にずっとこうしていたいけど…
わかばちゃんの綺麗なおでこに唇を当て軽くキスをすれば、紅潮していた顔がたちまち真っ青になった。
「なんで、私お家に帰らないと…ママたちが」
「ああうん、心配しないで。わかばちゃんのお母さん達には僕の家に泊まるってもう伝えといたから。」
「な…や、やだ…お家に帰らし、んんっ!?」
まだ喋ろうとしている口を無理矢理口で塞いだ。
わかばちゃんは苦しそうな顔をしながら僕の胸を押し返してきて僕はあっさりと唇を離した。
「いや!!」
「……今日はわかばちゃんも疲れただろうし、もう終わりにしてあげようかなと思ったけど…そんな態度なら徹底的にヤらないと駄目みたいだね」
「…っ、あ、おちゃん…?」
途端に怯えるように僕を見る彼女を押さえつけて僕はまた彼女と繋がった。
わかばちゃんの喘ぎ声を聴きながら僕は何度も何度も彼女を犯した。
夜も、太陽が登ってきても、次の日も。
休みなんか与えない。
愛しい彼女の全てを喰らい尽くすように僕は犯し続けた。