可愛くなりたい。
第5章 ~あの頃~
木曜日
予定;柚那の家
今日は琴音が私の家に来る日。
そのまま来ると思って、朝から私は掃除機をかけたりして部屋を片付けていた。
そして学校へ。
片付けていたせいでいつもよりちょっと家を出るのが遅くなってしまった。
教室に入るともう私を除いた全員が座っていた。
でも、ラッキーなことに先生はまだ来ていなかった。
先生がいたら完全に遅刻。
ホッとして席につくとドアが開いて先生が入ってきた。
ギリギリセーフ
心の中でそう思った。
そして今日もまた美姫からのいじめが始まった。
消ゴムのカスを投げつけられ、
教科書を隠され、
陰口を目の前で言われたり、
給食をよそってくれなかったり
掃除の時間にゴミをかけられ、
でも、そのたびに琴音が駆けつけてくれて、助けてくれた。
嬉しくて泣きそうになったけど必死にこらえた。
予定;柚那の家
今日は琴音が私の家に来る日。
そのまま来ると思って、朝から私は掃除機をかけたりして部屋を片付けていた。
そして学校へ。
片付けていたせいでいつもよりちょっと家を出るのが遅くなってしまった。
教室に入るともう私を除いた全員が座っていた。
でも、ラッキーなことに先生はまだ来ていなかった。
先生がいたら完全に遅刻。
ホッとして席につくとドアが開いて先生が入ってきた。
ギリギリセーフ
心の中でそう思った。
そして今日もまた美姫からのいじめが始まった。
消ゴムのカスを投げつけられ、
教科書を隠され、
陰口を目の前で言われたり、
給食をよそってくれなかったり
掃除の時間にゴミをかけられ、
でも、そのたびに琴音が駆けつけてくれて、助けてくれた。
嬉しくて泣きそうになったけど必死にこらえた。