可愛くなりたい。
第7章 ~まさかの展開~
「柚那、なんで整形なんてしたの?」
美姫が言ってきた。
「そんなの決まってる!
美姫達が私の事キモいって言ったから!!」
「キモいって言われたら
整形するんだ?
柚那おかしいんじゃない?」
私をバカにするように
美姫は笑った。
私が欲しかったのはこんな未来じゃない。
みんなに可愛いって言ってもらいたかった。
気がつくと私は教室を飛び出して家に向かって走っていた。
家に帰るとお母さんが
「だからあれだけ反対したのに
あと引っ越しは明後日になったわ」
と言った。
明後日か。
山形にいったら私可愛いって言われるかな?
ん?
明後日??
勉強!!!!
結局どこまで進んでるか分からなかったし…