テキストサイズ

❇️片暉の残照❇️

第24章 王位継承者


「私を利用したのですね……、監査官を手元に置いておいたら…便利だと……私の性嗜好を利用したのですね――――…

貴方は…ベッドで私をよく攻め立てた…体も精神も――――その中でも一番効果的だったのは…“死”への恐怖――――。「一人殺そうが二人殺そうが、罪悪感は同じだが、愛する者を手にかける興奮は――――いかほどか?」と、私を組み強いては囁いておりましたね…」


ハーパーはコニウス大臣が「やめろ!」と、制止するのも聞かず話続ける。



「しかも、私の中で果てた時には――――…「やっぱり…女とは比べ物にならぬほど…男の穴は最高だ――――」と、何度も…何度も…求めてくださったのに――――…その…女穴から出てきた我が子は、目に入れても痛くないほど可愛いのでしょうね!ワガママを聞き、贈り物まで…。

それに、私は気づいてしまったんですよ!下働きのソニーは……コーテル様と同じ目の下に黒子があると――――…貴方は…自分の子と似た男子とも繋がっている――――異常性愛の変態だと言うことに!」



ハーパーが怒りを露にした発した言葉に――――その場が凍りついた!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ