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溺れるまでしたい

第5章 本当の気持ち

声をおし殺して上下に動く。

喘ぎたいけど、隣には亜美がいる。

呼吸を乱しながら感じていると、


「あゆ、我慢しねーで声だせよ。ほら、」


そう言って下から思いっきり突き上げられ、思わず声が出てしまった。


[あぁっ、んっ、」


自分の声にびっくりして口を抑え、あたしはそのまま身体を倒す。

傑に抱きつくようにくっつき、耳元で囁いた。


「だめ。亜美にバレる」

「バレてもよくね?」


クスクス笑う傑はあたしの後頭部に手を回し、唇と唇を重ね合わす。

濃厚なキス。

口内を掻き回す傑の舌。

その舌にあたしの舌を絡めさせた。


「あー、亜美の中すげぇ気持ちいい」

「あぁっん、あっ、あたしも気持ちいいっ、あ、あぁっ、」


亜美の喘ぎ声を耳にしながらあたし達は繋がったままキスを繰り返す。

そして傑は繋がったままあたしの身体をベッドに寝かせた。

正常位になったあたしは傑を見上げる。

あたしの頭を撫でて頬を緩ませた。



「あゆ、我慢すんなよ」


そう言った傑のピストンが始まる。

傑の大きなおちんちんが子宮口を目掛けて何度もあたる。

その度にあたしは漏れる小さな声をおし殺して呼吸を見出していた。

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