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波乱バンジョーん?

第2章 18さい、



あたしは18歳になった3月、
夜の世界に足を入れた

当時は大学生、
ほんのお小遣い稼ぎのつもり
だった、


お金が欲しかった
持て余すくらい
貧乏なんて耐えられない
ゼッタイに、


あたしの家は
あたしが高校を卒業するまで
会社を経営していた
でもあたしが中学生の頃には
会社は火の車だった
授業料の滞納で危うく卒業できないとこだった

おばあちゃんが出してくれた
学費、
辛かった、

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