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子犬、拾いました!

第11章 ラブラブな夜…

しかし、なんとも息苦しい…。

「ん… んむむ…」

「瑠菜… 無理しないで?」

「無理じゃないよ!」


一度口から出して返事をした。


「でも、苦しそうだから…」

「それでも陽太に喜んでほしいもん」

「じゃあ、嫌になったらすぐに止めるんだよ?」


深く頷いて、もう一度口に含んだ。


しかしまぁ、これ、どうすれば喜んでもらえるの?


前後に動かしてみたり、チロチロと舐めてみたり、合ってるのかな?


ふと、陽太の顔を見れば、何だかニコニコしている。


「ふぉ~ふぃあの? (どうしたの)」

「ん? いや、なんか一生懸命で可愛いなって」

ペッ 「もう! 馬鹿にして!」

「してないよ。 てか、もう終わり?」

「あまり良くないんでしょ!」


少々ふてくされた。

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