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5 minutes妄想シチュエーション♡

第2章 すき焼きの、(焼き、抜いて!)・隣近所の大学生→会社員


 おはよう、お姉さん。ぐっすり眠れた?お姉さん肌白いから、顔色良いのか良くないのか、私じゃ分かんないや。


 褒めてるに決まってるし。私がお姉さんを褒めるなんて、人が衣食住するのと同じくらい習慣的な当たり前のことなんだから。え、どうして私がお姉さんの部屋にいるかって?隣の部屋に住んでるからだよ。お姉さん昨日、夜ご飯作り過ぎちゃったから食べに来ないって、声かけてくれたでしょ。あんなに盛り上がった夜なのに、もう忘れちゃった?


 お姉さんいつも可愛くて隙なくて完璧な人って感じなのに、ご飯の分量間違えるなんて意外な一面を見たって感じ!でもー、ご馳走様。お姉さんのプライベートを覗けただけじゃなくて、手料理まで……それも同じ鍋のご飯を独り占め出来ちゃったなんて、私、今日不吉なことが起きないか心配だよ。よく言うじゃない?運は使い果たしたらあとが怖いって。


 はわっ?!よく言わないんだ。


 あーでも、(独り言)……嬉しいことばかりじゃなかったから、今回はノーカンかな。あ、ううん、何でもない。
 そうだ、お姉さん。朝ご飯ちゃんと食べる人でしょ。私、昨日急に泊めてもらったから、今朝のご飯買ってきてたの。急いで温めて持ってくるから、一緒に食べない?昨日のすき焼きのお礼にもならないけど、お姉さんみたいな魅力的な人と同棲気分……なんて、ちょっと憧れてたんだ。


 いいのいいの、じゃ、取ってくる!


 ただいまー。はぅ、両手塞がってドア開けるの怖かった……。テーブル借りるね。今日の朝ご飯はね、苺とカスタードのパンケーキと、白桃マスカルポーネのパンケーキ。レンチンのパンケーキだけど結構本格的でお勧めだよ。お姉さんどっちが良い?


 了解!

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