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小学校の記念誌。

第1章 はじまり。

そんなわけで、始まってしまった2対1での説明会(説明する側が2人、受ける側が1人)は、ごくごく簡単な説明をさらさらっとされたあと、まさかの質問タイムに突入しました。

「気になることがあったら何でも聞いてください!!」

え? これ、何かこっちから質問ださなきゃ終わらない?
仕方ないのでいくつか質問をしてみます。
いくつか、こちらから質問をすると過去の資料も見ながら答えてくれるマンツーマンどころか、2対1の、供給過多気味な説明会。最後には、

「どうですか!ぜひ!ぜひ!!一緒に実行委員をやりませんか!」
「ついでに、PTA執行部にも入りませんか!!」

と、押しが強いというか、圧が強いというか…とにかく「ちょっとでも興味がありそうな素振りを見せた人間は絶対に逃がさないぞ」とでも言いたげな雰囲気の、熱烈かつ猛烈なお誘いを受けました。二人がかりで。PTA執行部のほうは何とか断ったものの、実行委員のほうは断りきれず、参加することになったのでした。それにしてもPTA執行部なんて、“ついで”で入るもんじゃないでしょうよ…。

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