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風に吹かれて2

第21章 君の夢を見ていた

現実には一度もお会いしたことがない青担のお友達の夢にも出たらしい。
彼女は私の容姿を知らないのですが、出てきたのは私だったそうです(笑)。

(´・∀・`)みんな俺のこと好きだな



と、ここまでは単なるネタなんですが。

最近は同僚の夢に出たそうで。
この方は今ちょっと困難な問題を抱えていらしてね。
ほんの少しだけお手伝いしたんです。

紹介出来るツテがあったから、仲立ちをしただけなんだけど。

元々仕事だけのお付き合いだし、普通に業務上で親しくしてるだけで、個人的な関係は今までなかったんですが。

紹介にあたって問題の内容を教わったら、実はかなり深刻なことでね。

今まで知らなかったけど、この人はこの年まで生き抜くのに大変なご苦労があったんだなぁ、と想像したら辛くなっちゃって。
(´;ω;`)

まだ解決してないから、何とか上手く、一番良い方法で解決しますように、と気に掛かっててねえ。



私に出来ることはちょっとしかないので、あとはもう神仏にお頼みするしかないや、て状態なんですが。

その人の夢に私が出て、励ましてたんだって。

それ聴いたら、もう泣けてきました。
何も出来ないし、極論するべきでもないんです。
その方の問題だから、下手に関わるのも控えてて。
現実には、私って無力だなあ、と感じてて、励ます程のことも言えてない。



なのに、その人にとっては私が繋いだご縁が希望なんだね。
頼りない、藁のようなものなのに、夢に見るほど切実に望みをかけているのがわかって。

きっと不安で仕方ないんでしょうね。



本当にネタじゃなくて神通力でもあれば、もう少し出来ることもあるのに。

どうしようもないから今日はお参りに行きました。
神社じゃなくてお寺さんだけどね。

ずんだ市で商売繁盛の御利益で有名な「四郎さん」て方がお祀りされているお寺があるんです。

御本尊はお不動様なんですが、十二支の守本尊も御安置されてるから、一度のお参りで沢山の仏様にお願い出来るの。

何とか助けてあげてください、とそれぞれの仏様に手を合わせている間、いつの間にか泣けてきて。
(`;ω;´)

神社で泣き、お寺で泣き、我ながらアヤシサ120%ですよ。

多分、そういう胡散臭いオーラが出てるから、夢に出た!とか言われるんだな(笑)。

みんな私のこと好きだな( ;∀;)


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