テキストサイズ

ヌードモデルのかわいいお尻

第3章 ヌードモデルはいじめられます

思わず、上体を起こし、身をよじって詩織さんを見てしまう。

とっさに手をひっこめた膝立ちの詩織さんの表情は固まっていた。

「いや、なの?」

うなずく、私。

「でも、やめるわけにはいかないよね」

恥ずかしさを圧し殺して私は抵抗をやめ、ショーツはつまさきを通過した。

お尻から丸出しにされた全裸の私。

消えてしまいたいほど恥ずかしかった。


うつぶせでも仰向けでも、脚がぴんと伸びた状態でショーツを脱着するなんて芸当は、一人ではまずできない。

しかし、他人が脱がすなら、いともたやすい。
最初に腰をあげてやるだけでいい。

問題は、今までにお尻から丸出しにされる脱がされ方が一度もなかったことだ。

──どんなふうにパンツは脱がされてるの?
恥ずかしい質問だった。

丁寧にショーツを抜き取られたロストバージンは特別だったが、
あとはたいてい、シャワーを終えたバスタオル一枚(パンツはいてない)からスタートしたから脱がしようもなかった回が多数で、

あとは暗くした部屋のベッドのシーツの中で流れのまま脱いだり、脱がされたりしていたのだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ