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異世界転生しなくても美女とハーレム

第4章 高校時代の委員長

「大丈夫だったのか?」

「うん、二日前に生理が終わったばかりだから。
それより、まだできる?」

香織となら、あと二回は出来そうな気がした。

「ああ、僕の部屋で続きをやろう」

私たちは湯船を出ると、身体を流し、私の部屋へと向かった。
途中、誰かに会う事はないだろうとは思ったが、もし同窓会のメンバーが見たら驚いただろう。

なにせ、私と香織が腕を組んで歩いているのだから。


既に時刻は午前二時を回っていた。

だが、私たちの夜は、まだまだ終わることはなかった。









部屋のアラームが鳴り、時計を確認すると午前六時だった。

結局、私たちは二時間も寝ていなかった。

「さすがに、年甲斐もなくはしたないことしたから、疲れてるわ」

裸のまま、ベッドから起き上がった香織は気怠そうに髪をかき上げた。
胸には、彼女にせがまれたのでキスマークをつけている。

それを、愛おしそうに香織は指でなぞった。


「一夏さん。
東京に戻っても会ってくれる?」

「もちろんさ。 今度はちゃんと寝れる時間には済ませよう 笑」

香織は都内に住んでいる。これでまた私の身体は忙しくなると思った。

「私、もっと早く素直になれば良かった。
そうしてたら、私たちって付き合っていたかしら?」

「たぶん、そうなっていただろうね」

「一夏さんと付き合っていたら、私の人生も変わったかもしれない……」

香織は少し寂しそうな表情をしていた。


「まだまだ、そんな老け込む年じゃないだろ、これからだって、何が待ってるか分からないぜ」

「そうよね……」


香織が瞳を閉じたので、私は唇を重ねた。




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