無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

小学2年のとき、翔の親の都合で海外に行った。

離れるのはものすごくいやでいやで仕方がなかったけど、親の都合での引越しだから小さい私達にはどうする事も出来なかった・・・。

そんな私達をみかねて引越しの前日、2人で遊んでいいよって言われたから、幼稚園、いや、それより前からいつも一緒に遊んでいた公園にきた。

その公園で交わした約束・・・。

「俺、菜穂樺のこと好きなんだ。俺絶対日本に戻ってくる。そして菜穂樺のとこにかえってくる。そしたら、結婚しよう。だから待ってろ。」

こういってくれた翔の顔は今までの中で見た事のないくらい真剣だった。

今思うと小学2年生がﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞなんていって・・・って思ったこともあったけどそのときの私も今の私も純粋にそれが嬉しくて嬉しくて、

「うん。私翔のお嫁さんになる。」

そしたら翔は微笑んで、