テキストサイズ

i子の日記である

第9章 好きなものを好きと言って何が悪い!

わたくし、i子はよく
『変わってるね』
『良い歳なのにそんな子供っぽいの好きなの?』
『もう良い歳なんだからもっと大人な物にしたら?』
『学生の男の子みたいだから、もっちょっと女の子っぽくしたら?』
…等々、よく言われるのであります。


いや、まぁ…あれですよ。
そりゃあ、周りの同い年の友達や女性達は皆大人っぽくて、買う物とか身に付けてる物もオシャレで、私から見ても「おぉ~おっとな~」ってキラキラしてて憧れる所もある。

彼氏にプレゼントするからって、時計と財布どっちが良いかなって考えてるとこ見ると「おっ、大人!!オシャレだ!」って思ってしまう。

わたくしi子は、好きな人のプレゼントに本を贈ってしまった。
それも小説ではなく、のほほ~んとしたワンコのイラストのエッセイみたいな可愛い本を。
いや、動物が好きって言ってたし、クスッて笑えるとこや共感できるとこもあった本だっから、癒されるかなぁと思って買ったのだ。

お手紙つきでプレゼントしたら、すっごーくすっごーく優しい人だから『俺は何でも嬉しいよ』って言ってくれて喜んでくれたのだよ(もぅね…わたくしi子は感動と共に泣きそうだった…


私のセンスは幼稚っぽいのかもしれない。

・可愛い物を見つけたら「かわいい!」と普通に声に出してしまって委員さんからチラ見される
・可愛い動物のシールやマスキングテープとかすぐに買ってしまう
・オシャレなワンピースやヒールがある靴をはくと服に着られてる状態になってしまって、結局パーカー・スキニーとシューズというコーデになってしまう
・リュックにいつもぬいぐるみストラップを1つだけだがつけており職場でよく見られる
・雑貨屋さんではいつもぬいぐるみを探しては「可愛い」といい、にらめっこのようにずっと見つめていられる
・絵本が好きで絵本見てたら親子連れの方から冷ややかな目でみられる
・少しのお菓子の差し入れするときでも、可愛いラッピング袋に入れてあげてしまう
・手紙や一言添えてプレゼントをあげてしまう

等々、色々とあるが、私は私なんだよ。
人それぞれ好きなものは違うし、年齢が重なれば今まで好きだった物は卒業しなきゃいけないの?
私が可愛いって思う物や、欲しいって思った物は私にとって必要な物で、大切な人にも教えてあげたい知ってほしいって思ってしまうんだもん。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ