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ヌードモデルとバレリーナ

第3章 レオタードは犯される


私は、少女から奪ったのか? 与えたのか?

新しい体位で新しい快感を与えたが、
少女の清純さを奪わなかったか?

しかし、いくら検証しても、もう遅すぎるようだ。

意識を手放して横たわる美しい裸身の水分は拭き取ったが、
濡れそぼったシーツはそのままだった。

やがて目を覚ました彼女は、水を下さいと言った。(服を着たいとは言わなかった)

裸のままの私が台所の冷蔵庫からペットボトルを持ってきて、与えた。

横になったまま水を飲む、裸の少女。

それは地獄の責めから生還したあと、生き返ろうとする姿だったかもしれない。

バレエやヨガを取り入れた激しい動きにはなんとかついてこれた彼女だが、

潮噴きというショッキングな現象は、誰も教えてくれる人はいなかったはず。

自分が濡らしたシーツから目をそむけているが、これが真実なのだ。


休憩後、最後の課題に移った。

それは、バレエ姿でセックスすることはヘンタイか、という設問の回答の模索だった。

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