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となりのにぃに

第2章 ドキドキの生活

次の日…



「では、よろしくお願いします!」


「硬くならなくて良いのよ。 何年もの付き合いじゃない」


「にぃに、いらっしゃい!」




にぃには大きな旅行カバンを持って、わが家にやって来た。




「この部屋が敬人くんの部屋よ。 好きに使って。 必要な物があったら遠慮なく言ってね」


「ありがとうございます!」



「とりあえず、荷物の整理しときます」


「にぃに、手伝う事ない?」


「んー?  じゃあ、手伝って」


「みりかは相変わらずね(笑)」



母に笑われながら、にぃにと部屋に入った。



「みりか、カバンから俺の服、全部出してくれる?」


「うん!」



言われた通り、にぃにのカバンを開けて服を出す。 当然、下着等もあった。

何でだろう? 見ちゃいけない気がする…。



「お、ありがとう。 こっちにちょうだい」


「う、うん。 はい」


何だか不思議な気持ちを抱えながら、荷物整理を手伝っていった。

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