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となりのにぃに

第6章 そして、新学期

私は5年生になった。


にぃには無事に志望校に合格した。


家では、にぃにの合格祝いパーティーが開かれた。






「おめでとう! 敬人くん!」


「にぃにおめでとう!  本当にすごいよ!!」




食卓には見たこともない様なご馳走が並んでいた。




「ありがとう、おばさん、みりか。  でも今日はみりかのお祝いでもあるからね。 みりか、進級おめでとう!」



「あ、ありがとう、にぃに…」



まさか私の話をされるなんて、思ってもみなかった。



「ほら、みりか、これ上手いよ!食べなよ!」



そう言って、にぃには私の取り皿に唐揚げをのせてきた。



「あ、ありがとう…」



「ほんと、おばさん料理上手いよな!」



にぃには機嫌が良いみたい。

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