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となりのにぃに

第6章 そして、新学期

「話は終わり。 私部屋に戻るね」


「待て、みりか!!」



にぃには私の腕を掴んだ。




「好きな奴、変な奴だと困るからいつか紹介しろよ?」



「うん! いつかね」




にぃにはしばらく私の腕を掴んでいたが、ゆっくり離した。




「妹扱いが嫌なの気づかなくてごめん。 でもみりかが大事なのは本当だからな」




「ありがとう。私も敬人にぃにが大事だよ」




私の好きな人、にぃにだって絶対気づいてないな(笑)




「早く寝ろよ」



「ん、わかってる。おやすみ」



「おやすみ」




ふふっ、少しは前進したかな?


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